こんにちは!
先ほど、ザ・世界仰天ニュース!(2019.8.27放送・普通の女子が陥りそうなワナSP))でやっておりました糖質制限ダイエットの危険性についてまとめてみます!
(2022.8追記)
糖質制限ダイエットの危険性
「糖質制限ダイエットは危険!?」
この予告を見てからずっと気になっておりました。
炭水化物抜きダイエットで命の危機に!?
とか、
身体が動かなくなる!
とか言うもんだから。
( ̄∇ ̄;)コワイヨネ
糖質制限を実践している身としては、それにより身体に悪影響が及ぶのなら知っておかなければなりませんね。
ただ糖尿病予防や血糖値を上げないためには糖質摂取量のコントロール、という方法しかない事は揺るぎない(悲しき)事実であります。
なのでダイエット目的の糖質制限と、糖尿病やその他健康維持目的の為の糖質制限とはまた違った考えをしなくてはいけないのかな、と思っております。
しかも一言に糖質制限と言っても人によって色々基準が違いますもんね。
殆ど糖質は摂らない!という
「厳しい糖質制限」なのか、
私のようにある程度は摂取するけど一度に沢山摂取するのを避ける、と言うような
「緩い糖質制限」なのか、
によっても身体への影響は変わってきますね。
私の糖質制限をするモチベーションとしては、糖代謝が弱い体質なので一番には糖尿病予防が目的で、その次にダイエット効果も期待する、と言う感じです。
今日の仰天ニュースでは女医の日比野佐和子さんが糖質制限で3ヶ月で14キロの減量に成功した、という話から始まりました。
3ヶ月で68キロから54キロに痩せた佐和子さんの人生とは!?
日比野佐和子さん
<医者家系の家に産まれた佐和子さんの痩せるまでの人生は>
小学校6年の時にアメリカで3ヶ月過ごした事がキッカケで食欲が旺盛に。
その後中三で57キロに。
そこらからリンゴダイエットや好きなものだけダイエットの「~だけダイエット」やラップぐるぐるダイエットなどを実践するもリバウンドを繰り返してしまう。
更に結婚を機に再びアメリカへ移住した事により更に17キロ増量する。
帰国後またダイエットを決意する。
そこで出会ったのが
糖質制限ダイエット
だった。
肉やタンパク質、脂は摂取できる糖質制限ダイエットに魅力を感じ上手くいきはじめる。
三ヶ月で14キロ(68キロ➡54キロ)も痩せる事が出来た。
当時旦那さんとは別居中だったため、メニューは自由に選ぶことができ、毎日大好きなお肉ばかり食べていた。
厚生労働省が推奨する1日の推奨摂取量は炭水化物は50~65パーセントの所、当時の佐和子さんはたったの5パーセントしか摂取していなかった。
<これを3年も続けると身体に変化が・・・>
・身体から酸っぱい匂いがし始める。これは(糖質制限により)糖質からエネルギーを生み出せない身体がケトン体という物質によりエネルギーを生み出そうと切り替える。このケトン体がその匂いを生み出していた。
・ほうれい線などの老化現象が気になりはじめる。
お肉ばかりの生活のため、その消化の過程で腸内に発がん性を持つような悪玉菌が増えてしまい、身体の老化を進めてしまう。
・ぼーっとする事が増える。
糖質不足により脳内の働きも鈍る。
<これらの変化も無視して続けていると?>
ある朝右腕、右脚に力が入らない。
MRIで検査した結果、
一過性脳虚血発作
と診断される。
その後の精密検査で中性脂肪の数値を指摘される。
お肉ばかり食べていたため脂質異常を起こし血液がドロドロになっていたのが原因かと考えられた。
<糖質制限には賛否ある>
死亡率あがる、などの様々な意見が現在もある。
糖質制限を辞めた結果、
17キロリバウンドしてしまう。
しかし現在は生活習慣を痩せる習慣をつける事ですっかり痩せた身体になった。
<痩せる習慣とは?>
・一日5食(そのうちの二回はナッツ等の間食や低糖質な軽食)に分けて食事をする事により、血糖値の急上昇を防ぐようにする。
・食後30分後からの運動が血糖値の急上昇を防げる。
<極端な糖質制限は危険ということ>
結論としては・・・・
そりゃそうだ!
(*´▽`*)チョットホットシタ
確かに糖質制限とは糖質を制限するのでお肉ばかり食べていても「糖質制限」なのですね。
そして実際に「痩せる」のです。
でもそもそも血糖値の高値がイケないのはインスリンによって太るのは勿論、血管が傷ついて免疫力が落ちたり血栓が出来たり様々な合併症を起こすからなのですね。
つまり糖質制限によってこのリスクを排除しても、お肉ばかり食べる、といった極端な食生活は結局別のリスクを生むわけです。
ただ日比野さんの場合は健康になりたい!ではなく痩せたい!が目的だったと言うのもあった為こんな極端なやり方になったのでしょうけど、、、(お医者さんなのに〜)
という事で結局日比野さんは脳に障害が起き始めてしまったのですね。
かといって糖質制限を止めて糖質を摂りまくって糖尿病になったら結局それでも能に異常が起きるリスクはおきます。
つまり糖質制限でも何でも「健康的な食生活」と言うのは基本ベースになくてはなりません。
で、その「健康的な食生活」というのは人の体質や健康状態によって多少違ってくる、という現実ですね。
普通の糖代謝の方なら1日に50%位糖質を摂取することが健康的かもしれませんが、私のように糖尿病のリスクを指摘されている人はやはり1食糖質30~40g以上は健康的とは言えないと感じています。
何故ならそれ以上食べたら実際に血糖値が140以上にあがってしまうから・・・
(´;ω;`)ウッ…
かといって糖質全てを排除なんて絶対できないから、いろいろ工夫をして食事をしています。
例えばこの女医さんのように一度に多くの糖質を摂取しないようにする、という方法などは、すべての人にとって(健全な血糖値を保つために)有効な手段なのです。
<多くの人に共通する「健康な食生活」で血糖値コントロール>
ヘルシースナッキング
間食により極度な空腹状態を作らないようにすることで、血糖値の急上昇を防ぎます。
しかしその時の糖質量にも注意です。
私は普通のアイスクリームも食べますが、糖質高めのアイスをどうしても食べたい時は半分食べて、残りは翌日、と言う風に糖質量を半分にコントロールしています。
それだけで血糖値の上昇値もだいぶ減りますからね。
血糖値スパイク(血糖値の急上昇急降下)が一番血管に負担をかけますし、インスリンも沢山出て太ったり、すい臓を疲弊させることに繋がります。
なので、間食の糖質量としては目安で糖質10g程度と言われていますね。
腸内環境が整う食生活
次に皆に共通する健康な食生活は、腸内環境を意識したもの。
腸内環境は誰にとっても良いに越したことはありませんもんね。
今日の日比野さんのようにお肉ばかりの食生活は悪玉コレステロールや悪玉菌、中性脂肪を増やす生活でした。
ここで一緒に善玉菌が増えるような食物繊維をたっぷり摂っていたらどうだったのかな。
少しは違っていたのではないかな~と思います。それくらい食物繊維って人間の身体に大きく影響するものなのですね。
もちろん大事なのは食物繊維だけではないですが、腸内環境が整っていると酸化、糖化の予防になるので健康面でも美容面でも嬉しい働きをしてくれるのです。
食物繊維は血糖値上昇を穏やかにしてくれる効果もありますし、良い事づくめです。
なのでこの食物繊維と出来るだけ大豆とお魚を摂取する、という意識が私の考える糖質制限かなと思いました。
とは言えお肉大好きな私。お肉も沢山食べますし、ブログを見たら分かるとおりお菓子も、パンもアイスも食べます。
ただ糖質量のコントロールはちゃんとします(半分残すとか)。
大事なのは自分の食生活のトータルを見てバランスがとれていることですね。
極端な糖質制限ではなく(続けるの辛いし・・・)、「血糖値を上げない食事法」という考えにシフトしたら健康的にダイエットできるのではないかな、と思います!
運動(食後)、筋トレも血糖値スパイクを防ぐには効果的
運動が健康にいいのは言わずもながですが、特に筋肉は血糖値の上昇を抑えてくれる働きをしてくれます。
しかも負荷の強い運動は必要ないのです。
週に2~3回、ゆっくり筋肉を動かすスクワットなどを5分程度やるだけで、実際に血糖値、Hba1Cが下がったという方が沢山おられます。
血糖値が上がりすぎなければ脂肪をため込むホルモンであるインシュリンは余らず、結果的に痩せる事ができますしね。
まとめ
糖質制限ダイエットの危険性についてみてきました。
人それぞれあったダイエット、健康法は違うと思いますが、何でも極端はいけない、と言う事を再確認致しましたね。
偉そうに色々言いましたが、私もお肉派の人間なので定期的な血液検査でコレステロール値と中性脂肪の数値はいつもドキドキですが。。。。
(´▽`;)
食物繊維は毎日結構食べているからか(あと発酵食品)今の所数値は良好です。
と言う事で皆さまも続けられる無理のないやり方をご自身で見つけて健康的に美しくなっていきましょう!
定期的な血糖値測定、Hba1cの測定は隠れ糖尿病を見つけるためには重要です。
症状が出てからでは怖い糖尿病、健康なうちからこまめに検査をお勧めします!
ではでは今日はこの辺で失礼しますね!
最後までお読み頂き有難うございました☆
(*´▽`*)