こんにちは!
今日は「世界仰天ニュース」で放送された砂糖依存、砂糖中毒について書きたいと思います。
「麻薬並み•••砂糖中毒の恐怖」との番組の説明でしたので、糖質を気にする者としては非常に興味深い内容でした。
「砂糖依存」「砂糖中毒」と言う言葉は糖質を勉強していく中で結構出てくるものです。
砂糖だけでなく、小麦などの炭水化物にも依存性があるという考えもあるようですね。
なんとなく「砂糖依存」は理解できます。
だって、甘い物食べると幸せな気持ちになりますもの。。。。
という事で、番組の内容を自分の感想とともにまとめてみました。
ザ!世界仰天ニュース!
「薬物中毒のような甘い物の恐怖」
ある40代の女性が極端なダイエットを始める。食事は野菜やこんにゃくのみで、4か月で体重は50キロ代から30キロ代まで痩せる。
そんなある日、職場の後輩からドーナツを一つ分けてもらう。
この1個のドーナツが彼女を変えてしまい、砂糖依存への始まりとなる。
➡久しぶりに食べたドーナツを口にした瞬間雷に打たれたような衝撃と幸福感を感じる。
そして恐ろしい依存の深い闇へ・・・・
ドーナツを食べた後、心にも変化が。
➡抑えていた欲望の扉をあけてしまう。
・スーパーでドーナツを買って、ダイエットをしていると言っている家族に隠れて食べる。
・頭から甘い物が忘れられずに仕事の休み時間にもパフェ二つを一気食いするなどの異常な行動が始まる。
甘い物への欲求は高まり、甘い物を食べると活力がみなぎり、気分が良くなる。
なので暫くするとまた食べたくなってしまう。
➡甘い物への欲求はエスカレートし、休み時間に喫茶店をはしごしてケーキを食べたり、仕事の制服のポケットに菓子パンを詰め込みトイレで食べる等の行動に出てしまう。2時間以上甘い物を食べられないでいられないという状況に。
夜中に手の痙攣が始まり、朝もだるくて起きられなくなり、着替えもメイクもめんどくさくなる。このように甘い物が切れると気持ちも沈むが、甘い物を補給すると別人のように元気になる。
➡まるで薬物中毒のような症状に。。
病院へ行き、血液検査を受ける。
➡重度の低血糖症による砂糖依存と診断される。
砂糖依存=甘い物依存とは?
砂糖を大量にとらないといられない症状。
砂糖はマイルドドラッグとも呼ばれる。
妊娠・出産・極端なダイエット・成長期等からだの栄養バランスが崩れる時に砂糖で中毒症状を起こすことがある。
(なぜ起こるのか?)
急に砂糖を摂取したりすると血糖値が急上昇し、血糖値を下げるためのインスリンが大量に分泌されて血糖値が下がりすぎてしまい、それが続くと低血糖症となり、血糖値を正常値に戻そうと甘い物が欲しくなる。
(脳内でも砂糖依存)
甘味を感じると脳内で幸せホルモンと言われる「セロトニン」が分泌される。
これを感じたくてまた甘いものを欲してしまう。
新宿溝口クリニック
溝口 徹 医師はこう言う。
「キャンディーやチョコレートよりも小麦を使った甘い物の方が糖質の量が多いんです」
「小麦に含まれている物質が脳にとってすごく依存をつくる作用をもっているのでクッキーやパンだとか小麦を使った糖質は依存を作りやすい」
(小麦自体が糖質ですからね、それと砂糖を組み合わせたお菓子は糖質が高いのは当然ですよね)
どうやって砂糖依存・砂糖中毒を克服した?
彼女の場合はオーソモレキュラー療法というもので治療。
・75gのブドウ糖を飲み、その後5時間の血糖値を測る糖負荷検査。(妊娠中にもやりますね。私はこれがもうトラウマです。。。)
・60項目以上の血液検査で足りない栄養素を医療用サプリで補う。
これを3か月続けた結果、もう甘い物を欲しない身体に戻ったという。
(うーん。これだけで治るですかね?なんかもっとメンタル的なケアはなかったのでしょうか。これはきっと人によって大きく異なるような気がしますね。)
溝口医師によると、
「脳の中で起こっている事は、薬物依存と同じ」
「砂糖依存は動物実験では甘味がコカインなどの麻薬よりも依存性が強い」
(気軽に食べれてしまうから、その依存に気付かないだけなんでしょうか。。。)
あなたは大丈夫?砂糖依存チェック!
チェック1
食後や間食にスイーツが食べたくなる
チェック2
疲れると甘い物が食べたくなる
チェック3
イライラすると甘い物が魅力的に感じる
チェック4
コーヒーや紅茶に砂糖を入れてしまう
チェック5
甘い炭酸飲料を週2~3回飲んでしまう
チェック6
コンビニに行くとスイーツコーナーが気になる
チェック7
お気に入りのお菓子がある
チェック8
パンや麺類で食事を済ませてしまう事が多い
(麺類は短時間で食べれてしまうため、血糖値が急上昇して甘い物を食べた時と同じ状態になる)
結果は?
当てはまるのが、
0個 依存の可能性は低い
1~2個 軽度の依存の可能性
3~4個 中等度の依存の可能性
5以上 重度の依存の可能性
うーーーん。。。。これって「甘い物が好き」っていう人は全て可能性があるってことですよね。
このチェックでは深刻な依存の線引きがはっきりと分からなかったですが、まぁ中等度からですかね。って私も含まれます。
別に驚きはしませんが、これらに当てはまっていても甘い物を食べるのにコントロール出来てたら依存や中毒とは違う気もしますよね。
砂糖依存の可能性がある人へのお勧めな食べ物
・豚バラ肉
糖質代謝に必要なビタミンB1が豊富なため砂糖依存の体質改善につながる。
・乳脂肪分の高いアイスクリーム
甘い物欲求が長時間抑えられる
これからも分かる様に最近脂質は今までの理解と異なり、身体にいい働きをするという事が言われるようになりましたよね。
もちろんこれだって食べ過ぎは厳禁だと思いますが、今までの脂質のポジションとは変わりつつありますね。
まとめ
以上が砂糖依存(これは糖質依存とも言えそうですね)によって苦しめられた女性の話でした。
私もかつて極端なダイエットの経験者です。
ただ「砂糖抜き」をしていたわけではなく、逆に貴重なダイエット中の食事に「甘いものだけ」というハチャメチャなものでした。
それが数年後の今の食後高血糖を引き起こし、将来糖尿病になる可能性が高め、との診断につながったのも不思議ではありません。。。もう今は糖質制限しながらそれを反省する毎日です。
極端なダイエットは必ずその反動が来るという事ですね。
血糖値スパイク等については以前も記事にしました。血糖値の急激な上昇は身体に色々な悪影響をもたらします。
ダイエットの観点だけでなく、健康にいられるためにも血糖値コントロールは大事だと再確認した内容でした。
小麦が砂糖と同様依存性もあり、高糖質なのも悲しい事実ですよね。
(ノД`)・゜・。
パン大好きなので(はっ。私はもう小麦中毒なのか)、やめる気はないですが、糖質オフパンで楽しく生きていきたいと思います。。。。
ではでは今日はこの辺で!
最後までお読み頂き有難うございました☆
(*´▽`*)