こんにちは!
今日は羽鳥慎一のモーニングショーのそもそも総研のコーナーで』特集されていた
「最新研究 水素って本当にカラダにいいの?」
をまとめてみました。
一時期ブームになった「水素」。
「水素」というか「水素水」の方が話題だったかな?
いまでは友近のマネする紀香でした聞かなくなったような気もしますが、、、
その効果・効能については色々と言われていますよね。
実際のところどうなんだ!?っていう疑問を踏まえて観てみましたので内容をまとめてみます!
番組では上のイラストのような「水素水」ではなく、「水素」を吸引する事にどういった効果があるのか、という研究をしている慶応義塾大学の「水素ガス治療開発センターの佐野元昭センター長」の話と共に進んでいきます。
「水素を体内に入れる事には本当に効果があるの?」
《そもそも水素って?》
身体に無害なガス。身体の細胞は水素を作れないが、腸内細菌が水素ガスを産生している。
➡吐く息、おならにも水素が含まれる。
➡我々の身体は常に一定の水素ガスに飽和されている。
《既に水素が体内にあるのにわざわざ摂りいれて効果があるの?》
・産生している水素ガスの量は微量である。
・産生している水素ガスはせいぜい門脈・肝臓・腹腔内に関してはある一定の保護的な役割を果たすがその効果に留まる。更にその水素ガスは殆どがすぐ対外に排出されてしまう。
➡吸引することで、頭からつま先まで水素ガスを行き渡らせることが出来、その濃度も分布も異なるため、その効果もかなり広がる。
《動物実験の結果》
動物実験の結果、
・炎症を抑える効果
・血行動態を安定させる効果
など多面的な効果。
さらに炎症を抑える効果により
・糖尿病やメタボに伴う様々な合併症
にも治療効果を発揮すると世界各国の研究で言われている。
(脳梗塞のモデルの動物実験)
通常、脳梗塞が起きる時には細胞を障害するような活性酸素(組織に強い酸化」ストレスを与える物質)が出る。
➡この時、水素ガスを吸わせておくとその細胞障害が軽減されるという事が分かった。
➡最終的に脳梗塞のサイズが半分位に縮小した。
➡水素が活性酸素を抑えているという事実。
➡脳梗塞への治療効果が期待される
《なぜ水素は活性酸素を抑えられるの?》
水素には強い還元力がある。
還元力=活性酸素と水素が結びつき、酸化ストレスを抑える方向に働くという意味。
この仕組みが一つの考え方として研究が進められている。
《人間にも効くの?》
また人間への効果は未確認。
ただ小規模な臨床実験では水素ガスが炎症作用を抑えたり、酸化ストレスを軽減した、という結果が沢山報告されている。
しかし、現実はすべからく患者の医療に応用されるように(薬として)なるのか、保険診療として誰にでも適用できるための安全性や有効性を検証する試験はまだ行われていない。
➡今現在この慶応義塾大学が取り組んでいる所。
「水素吸入療法」による「心停止後症候群」での臨床実験
・鼓動再開時に出される大量の活性酸素によっておこる能や臓器の機能障害(寝たきり、昏睡など)を防ぐ目的。
・現実は心停止後、心拍が再開したとしても重篤な後遺症が残る人が殆ど。
(マウス実験では)ここで水素を吸引させることで、脳機能の改善効果、心機能の改善効果を確認している。よってこれが人にも有効であるという検証を行う。
この水素吸入療法は臨床現場での普及に期待される。3年後をめどに普及を目指す。
《まとめ》
・水素に害はない。
・水素が人に有効的だという医学的なコンセンサスはない。
・本来は水素は腸内細菌が作っているが、最後肺に行くまでの通り道(腸や心臓)にしか行き渡らない。
・飲むよりも吸う方が効率的にカラダ全身に取り込まれる。
・炎症を抑える効果
・活性酸素を抑える効果
人にも有効ならば、最後の二つに関しては老化や万病について効果的と言えますね。
ブームになった際もこの辺に注目されて美容のジャンルで注目されたのかもしれません。
とにかく無害ならばやってみても良いのではないかと素人は思ってしまいます。
何年後かにやっぱり水素ガスの吸いすぎはダメでした!なんて研究結果が出たら怖いですけどね。。。
でも心筋梗塞や脳梗塞は誰しもが起こり得る病気であり、それによる後遺症も長期間にわたり戦わなくてはならない症状です。私の世代だと親が丁度それが起こりやすい年代になりますので他人事ではありません。
もちろん自分にだって。
この水素ガスの有効性が認められて沢山の人の人生を救う事が出来るのならそれを願わずにはいられませんね。
あとはその活性酸素を抑えてくれるという(美容)効果を期待してこっそり吸いたくなりました。。。。
売ってるのかしら?
高木美保さんはたまに吸ってるって言ってましたね。。。
キニナル。
という事で、また一つ勉強になりました!
今日はこの辺で!
最後までお読み頂き有難うございました☆