私は妊娠中に妊娠糖尿病になりました。
今まで生きてきて、血糖値の「け」の字も意識したことがなかったので、正直あまりピンとこなかったんです。
うちの産院では糖負荷検査(空腹時に甘いソーダのようなものを飲み、血糖値を測っていき、その推移をみる)が義務で、その結果ひっかかってしまったのですΣ(゚д゚lll)ガーン
そして再検査。再び異常値。
詳しく言うと一時間値が「200mg/dl」くらいありました!
二時間値も「170mg/dl」とあまり下がっておらず、妊娠糖尿病確定。
こうして私の糖質制限ライフが始まったのです(通常二時間値が140mg/dlまでが正常値と言われています。妊娠時は高くなりやすいため153ml/dlくらいまでがセーフだったかな?すみません、定かではありません)。
産院からアキュチェックアビバという血糖値を測る小さな機械を買いまして、毎食後指にチクッと刺して血を出します。それを機械にさしたストリップという試験紙のようなものに染みさせます。
すると数秒後にピッと血糖値が出てきます。
幸い?その頃巷では「糖質制限ダイエット」なんてものが流行り出していたため、糖質についての情報は溢れていました。
妊娠中も体重は増えすぎてはいけませんから、ダイエット効果もある糖質制限は一石二鳥かなと思い、妊娠中の時間に糖尿病やら、糖質制限やらを調べまくり実践しておりました。
ただ糖質完全オフではありません(絶対続かないので・・・)。身体にいいとか悪いとか何が正しいのか分からないですしね。
そして出産後、また再検査したところ・・・二時間値が「139ml/dl」
ぎりっぎりセーフな数値ですが、主治医からは「食後高血糖だから将来糖尿病になる可能性は高いよ。気を付けてね。」と言われてしまいました。
私、痩せてはいないけど肥満でもありません。家族にも糖尿病はいません。この事実に主治医は首をかしげていました。
で、「若い頃太っていましたか?」と聞かれました。
ええ、高校生の頃はパンパンでした。・・・でも肥満まではいってません。
という事でまた主治医が首をかしげます。理由が納得いかないんでしょう。
ただ、私、食生活については凄い心当たりがあるんです。昔罰が当たるような食生活をしていたから!!
20代前半でしょうか。そう、ダイエットです。
無茶苦茶なやつ。
朝はヨーグルトのみ、昼はスタバのフラペチーノのベンティ(一番大きい)のみ(酷い・・・酷すぎる(/ω\)。
で、夜は食べずに6キロくらい走っていました。
走るまでは水分を取らず、走り終わったら500mlのスポーツドリンクを一気飲み。
これで2か月くらい続けて10キロ近く痩せました。でも病的ですよね。
ほぼ絶食です。しかも貴重な食事がほぼ糖質のみ(ヨーグルトはたいして糖質多くありませんがハチミツ沢山いれてました)。フラペチーノは言うまでもなく、糖質の塊ですよね。
当時の私の言い訳は「どうせ夜走るから甘いものとっても大丈夫」というもの。
糖質は多くてもカロリーは足りてませんから、まあ痩せますよね。
で、今に影響していると思う理屈は以下のとおり(あくまで私の意見です。先生も、あるかもね~とはおっしゃっていましたが・・・)
ランチ前、飢餓状態でインスリン(膵臓から出る血糖を降下させるホルモン)がお休み状態→のところにフラペチーノによって一気に大量の糖質が入ってくる→お休みしていた膵臓がびっくりして慌ててインスリンを出す→間に合わず血糖値上昇→それをさげるために更にインスリンを出そうとする→膵臓が疲弊→インスリンの出が悪くなる。
血糖値を下げるインスリンて一生の量が決まってるんですってよ、奥さん!Σ(・ω・ノ)ノ!
早く言ってよーーーー!!です。
過去の自分に言ってやりたいです。「こら!インスリン無駄遣いするな!」と(涙)。
なので皆さんも、無理なダイエットは将来そのつけを払う事にもなるのでやめましょう!!思うように食事が出来ないって本当に辛いものですからね(( ;∀;)
余談ですがその10キロ痩せた時、爪がボロボロになりまして。紙みたいに薄くなって全然伸ばせなくなったし、爪としての機能も果たせなかったんです。
カルシウムもタンパク質も足りてないんだから当然ですね。よく生きてました。ほんとうに。
と、長くなりましたがこうして私は将来の糖尿病が怖いため、またついでに痩せられたら嬉しいな♪という気持ちで糖質制限をしているわけです。
なのでこのブログでは私が普段食べている血糖値を上げにくい食べ物など、お勧めなものも紹介していきたいと思っております。
ダイエットしたい方、食後高血糖でお悩みの方が少しでも美味しいものを食べられるようにお役に立てればいいかな、と思っています!